2015年10月06日

パニック障害の家族の役割


 パニック障害になると、発作が起きてパニックに陥ってしまった本人もつらいのですが、パニック障害を持つ家族もとても大変です。1人で行動している時に発作が起きないかと心配するあまり、一人にさせることができないなど、ひと時も気を許すことができない状況が続くからです。


看病疲れで参ってしまうことがないように、気をつけたいこと、心がけたいことなどを紹介します。


パニック障害は医師だけでなく家族の協力がなければ克服することはできません。家族がしっかりと支えてあげることがとても重要です。パニック障害を起こした本人の心情をしっかりと理解して支えてあげなければなりません。


しかし、あまり心配し過ぎてもダメなのです。心配のあまり何から何まで面倒を見ていたのでは、逆効果になってしまいます。日常の生活を続けていくことによって、発作を起こさずにやっていけるという自信をつけていかなければなりません。そのためにそばから支えてあげるという姿勢が大切です。


まずはパニック障害の患者が抱く不安な気持ちや心細い感情を理解してあげることから始めてください。外出時に発作を起こしたために1人で外出ができない場合には、いっしょに出かけることも必要です。しかし、徐々に一人で外出できるように誘導することも必要です。


もし何かあってもすぐに対応できるような準備をして、ひとりで外出させるようにしてください。たとえば、患者がひとりで外出した時に、助けを求める電話がかかってきたらすぐに出るように準備しておきましょう。電話で落ち着かせてあげるだけでも、とても心強いものです。


病院に行くことを嫌がる場合には、無理強いしないで時間をかけて、本人が行く気になるように、病院を一緒に探すとか、あるいは保健所の医療担当者に相談するなどして、適切な治療ができるようにしてあげましょう。



posted by autonomic at 16:23| パニック障害とは