2013年09月19日

時計遺伝子を働かせることが鍵


自律神経失調症を予防するために、最も大事なことは、自律神経の切り替えがスムーズに行われるような生活習慣を身につけることです。自律神経の切り替えが自然に行われていれば、自律神経失調症になることもないでしょう。

 自律神経は、交感神経と副交感神経でできています。交感神経と副交感神経は、ともに関連しながら、一定のリズムで働いています。交感神経の働きは、朝から上がり始め昼頃をピークに下降していきます。一方、副交感神経は、昼頃から上がり始めて、夜中をピークにして下がっていきます。交感神経と副交感神経の切り替えが、正しく行われることがとても重要なのです。

 人間の身体は、ホルモン分泌や新陳代謝などを定期的に行うために、時間の流れを管理する機能があります。いわゆる体内時計として知られている機能です。最近の研究では、細胞自体に時計遺伝子があり、その時計遺伝子が時間を管理していることがわかりました。 
 
 自律神経がスムーズに切り替割ってくれるためには、時計遺伝子を上手く作動させてやる必要があるのです。時計遺伝子を働かせるための鍵となるのが、朝の太陽の光と朝食なのです。

 朝起きたら、外へ出たり、カーテンを開けることによって、朝の光を浴びることがポイントです。これで、時計遺伝子がリセットされます。つまり、時計遺伝子をリセットすることが、自律神経の切り替えをスムーズに行うためのスタートなのです。夜働いて、朝寝る生活をしている人でも、一日に一度、太陽の光を浴びることで、時計遺伝子がリセットされます。最悪、夕方でもいいので、一日に一度は日光を浴びてくださいね。そうでなければ、時計遺伝子はリセットされません。

 朝の光を浴びた後はも朝食を食べることです。朝食を食べることによって、リセットされた時計遺伝子が作動してくれるのです。なので、朝食に何を食べてもかまいません。何でもいいので、とにかく食べてください。

 朝の光を浴びること、そして朝食をとるという生活習慣を身につけてくださいね。


posted by autonomic at 09:14| 自律神経失調症の予防と治療法