2013年08月18日

どうして自律神経失調症になるの?


 「自律神経」というのは、どのような働きをするのか知っていますか?

 自律神経は、私たちの意思に関係なく、身体のコントロールをしてくれます。例えば、体温を一定に保ったり、食べたものを消化したり、心拍数をコントロールしたりしてくれているのです。このように、私たちが生きていくために必要な身体のコントロールをしてくれるのが自律神経なのです。例としては良くないかもしれませんが、たとえ植物人間となっても、生きていくために働いてくれるのが自律神経です。なので、自律神経が上手く働いてくれなければ、私たち人間は生きていくことができなくなります。



 脳の「視床下部」というところで、自律神経はコントロールされています。この視床下部は、人間が持つ本能的欲求や感情を司る「大脳辺縁系」によってコントロールされています。さらに、大脳辺縁系は「大脳新皮質」によってコントロールされているのです。「大脳新皮質」は、理性をつかさどる、人間として非常に重要な働きをしています。


 そのため、精神的ストレスなどで理性が働き過ぎると、大脳新皮質が大脳辺縁系の働きを抑えるため、人間が生きていくための本能的欲求が抑えられたり、感情が乏しくなってしまうことがあります。その結果、自律神経のバランスが乱れ、身体の不調を訴えるということになります。これが、自律神経失調症です。



posted by autonomic at 13:45| 自律神経失調症の基礎知識